心のケアを第一に

年齢が重なるにつれ老化が進む一方、体は病んでいきそして心に不安が増えていきます。そのことから肉体的にも、精神的にも様々なことが起こっていくのです。当施設では、その人に合わせた1日のスケジュールや、意向に合わせた「心から一緒にいるケア」を実践しています。

緑の多い施設の中でより自然に・・・

風車は、昔から沖縄に生息しているヤマモモや、グミの木、ヘゴなど、ご年配の方や地方の方々になじみのある自然が、あちらこちらに見かけます。その自然の中で散歩したり、体操やリハビリ、ミニ菜園での作業療法も楽しめます。また、薬草を使用したアロマテラピーも毎日行っています。

食事や施設内も無添加で

建物は100%木造住宅で、施設内の塗装も柿しぶ(しぶ柿を発酵させて3~5年成熟させたもの)を使用しており防腐剤や化学塗料は一切使用しておりません。床には炭が敷き詰められており、雨や台風がきても、いつもほどよい乾気に包まれています。食事の材料もなるべく自家栽培で収穫した物を使用し発酵菌を使用した発酵料理や調味料もすべて健康食品のみで料理しています。
風車では、この3つを基本としたサービスを中心に自然と上手に関わりながら心や体に良い環境の中でより自分らしくをこれからも応援していきます。

 

 

 サービス内容

要支援と要介護とでは、メニューが同じでも内容が異なってきます。要支援の方は、生活機能の低下を防ぐ観点から、残存した機能をできるだけ活用し、また、リハビリテーションで機能改善を図る予防中心のサービスを行います。そして要介護の方は、重度化を防止し、生活機能の改善を図りながら、できるだけご本人が「自立」した生活を送れるように支援するサービスを行います。

┃運動器の機能向上

ストレッチや筋力トレーニングを通じて、口腔機能の向上を図ります。

┃口腔機能の向上

呼吸法や体操、嚥下訓練などを通じて、口腔機能の向上を図ります。

介護予防とは

介護予防とは、どのような状態である方に対しても、生活機能の維持・向上を積極的に図り、要支援・要介護状態の予防及びその重症化の予防・軽減により、高齢者本人の自己実現の達成を支援することです。

介護予防の考え方

元気な高齢者であっても、加齢、疾病や環境の変化、精神的要因等をきっかけとして生活機能の低下が起こることがあります。しかし、生活機能の維持・向上の取り組みにより、生活機能の低下を防止することが期待されます。要支援の方々には様々な活動を提供し、また適切な支援を行い、閉じこもり予防、認知症予防などを図ります。

┃現在、風車では・・・

当施設では要支援から要介護5の方まで、それぞれの方に合わせた介護をさせていただいています。リハビリはご自宅でもできるようなトレーニングを指導しています。また、作業療法や体操のできない方でも同じように、一緒に過ごすことで、以前より手足の不自由が軽減でき、生きる意欲がでてきて、笑顔やおしゃべりも多くみられます。これからも自然に前向きに生活できるようにお手伝いをさせていただきたいと思います。